株式のキャピタルゲインとインカムゲイン
今は株式市場は世界的に見ても緩やかに成長しています。
毎年10%近く成長しているのです。
長く不景気の時代があり、2011年には日経平均株価が6000円台だったことを考えれば、今の2万円を超える株価は素晴らしい成長といえるでしょう。
アメリカの主要企業は今のソサエティ4.0の社会=情報社会から次のソサエティ5.0の社会へ移行しようとしています。
一応、ソサエティの説明をしておきます。
ソサエティ1.0=狩猟社会
ソサエティ2.0=農耕社会
ソサエティ3.0=工業社会
ソサエティ4.0=情報社会(今の社会がこれです。)
人々はインターネットの社会の中で生活しています。
スマートフォンが当たり前のように手元にあり、瞬時に情報を入手できます。
それが、AI、IoTなどが中心となるソサエティ5.0の社会がきます。
ですから、経済はこれから発展する、株価は上がると予測されています。
株式を持つことで得られる利益は2種類あります。
1つ目はキャピタルゲインと呼ばれるものです。
100円の株式を買い、200円で売ったとき、200-100=100円の利益が出るということです。
それに対して、インカムゲインは配当のことです。
100円の株式を持っていると、毎年10円配当金がもらえる。
そういうイメージです。
このキャピタルゲインとインカムゲインを両方うまく使っていくことが資産形成のコツですが、私のように会社員の場合、キャピタルゲインはほとんど狙いません。
株式は買ったら、ほぼ売らないからです。
売るとしても5年、10年というスパンで銘柄入れ替えをするだけです。
また、生活に密着した株式はインカムゲインの恩恵が非常に大きいため、できるだけ長く持っているのが良いと思います。
イオン株式会社などの株式はその代表格ともいえるでしょう。
持っているだけで、オーナーズカードがもらえ、イオンで買い物をするとキャッシュバックされるため、結果的にインカムゲインが一番大きくなる株式です。
デイトレーダーではなく、一般の人々が資産形成するためにはこまめな売買は向いていません。
こまめな売買をしていると、その瞬間は利益が出る時があるかもしれませんが、長期的に見ると損失が膨らむ可能性が高いです。
ですから、生活に密着した株式を買って、長く保持することを考えると良いと思います。
長く持つためには株主優待が優れているものがお勧めです。
マクドナルドHD、ゼンショーHDなどは食事券が株主優待でつくため、お得感があり、結果として長く保持できる可能性が高まります。
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